雷切


世界の終わりにさようなら

限りなく世界は優しい
その痛みは君のものとなる
君のやさしさが僕の喉を詰まらせる

心の底まで鳴り響け
雉も鳴かずば撃たれまい
掴んでくれるならばどこまででも落ちるのに
撓う柳の強さは如何ほどか
哀しいなんて嘘に決まってる
きらきらと眩く光る爪先が消えていきそうで

叫んで届くというのならどれだけでも

こぼれ落ちたものに泣いた
憧憬と恋の病との関連性


xxx














宇宙の端っこで君に捧ぐ